2018.1.30
名古屋大学大学院環境学研究科地球環境科学専攻地球化学講座の佐久間圭佑大学院生と日高洋教授のグループは,太陽系内始原物質であるタギッシュ・レイク隕石について酸による段階溶出液中のバリウムとストロンチウムの同位体および化学組成のシステマティックな変動を見出し,太陽系形成初期に同隕石母天体上で生じた水質変成の可能性について物質科学的に論じることに成功しました.本研究成果は平成30年1月25日付けで米国天文学会の専門誌The Astrophysical Journalにてオンライン公開されました.